パーキンソン病 貼り薬 副作用

パーキンソン病の貼り薬ってどんなもの?気を付ける点や副作用は?

私たちが生きて行動するには、すべて脳からの指令によって動いています。
そのなかでも中脳では脳の指令で欠かせない物質「ドパミン」が黒質と呼ばれる場所で作られます。
パーキンソン病は、この中脳の神経細胞が破壊されることによって発症してしまうのです。

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中脳の黒質が障害されることによって、ドパミンが十分作られなくなり、ドパミンの減少により身体の様々な症状が出てきます。

 

現在のところ何故、中脳の黒質におそのような障害が起きてしまうのか残念ながら原因は解明されていません。

 

しかし、症状をかなりよく改善するこうパーキンソン病薬の開発は目覚ましく、様々な組み合わせをすることにより、患者さんは普通の人と変わらない生活を送ることが出来るようになりました。

 

主にパーキンソン病になられた患者さんの治療にはドパミン補充薬(L-ドーパ)が使われます。
この薬は使い始めて約5年ほどは症状が改善され、かなり良い状態が続きます。

 

しかし、使用期間が長くなってくればくるほど、薬の効き方が弱くなったり、1日のうちで薬が効いたり効かなかったりするウェアリング・オフ現象が出てきます。

 

また、L-ドーパ製剤は長く続け服用頻度を増やすと、身体が勝手に動いてしまう不随意運動(ジスキネジア)や、厳格・妄想などの精神症状などの副作用も増えてきます。

 

そこで、開発されたのが1日1回の服用で効果が続くといわれているドパミンアゴニスト製剤です。
ドパミンアゴニスト製剤の一つにパーキンソン病の貼り薬があり「ニュープロパッチ」とよばれます。

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これはドパミン補充薬ではなく、中脳の部分で神経細胞の線条体のドパミン受容体に結合することで、あたかもドパミンが結合したかのような効果を見ることが出来ます。

 

パーキンソン病の患者さんは高齢の方が多く、パーキンソン病以外の病気も患っていることがあるため多くのお薬を服用せざる負えないため、貼り薬によって服用するお薬の量を減らすことが多少なりとも出来ますし、嚥下障害がある患者さんにも有効ですね。

 

海外ではパーキンソン病の初期段階から貼り薬を処方しているところもあるようです。

 

ニュープロパッチを貼る場所ですが、肩、上腕部、腹部、側腹部、臀部、大腿部のいずれかに貼付します。
上から手の平で20〜30秒程度しっかり押しつけることではがれにくくなります。

 

ここで、気を付ける点としてはこの貼り薬ニュープロパッチなんですが、胸部と背部には貼ってはいけないそうです。

 

これは実際、この場所に貼って効果があるかどうか?などの治療データーがないからとされています。
何でも海外の人の場合、胸毛や体毛が濃い為に、貼り薬を貼るとはがす時に痛いから治療データーが取れなかったそうです。

 

多分、胸や背中に貼っても効果はあると思いますが、臨床データーがない分、貼らないように気を付けましょう。
もしくは医師や薬剤師に相談されてみてください。

 

パーキンソン病の貼り薬ニュープロパッチの副作用は?

ニュープロパッチの特徴的な副作用は張った部分にかゆみや赤くなるといった症状が表れます。
それ以外には吐き気や食欲不振、便秘などの症状とジスキネジアと突発性睡眠があります。

 

特にこの突発性睡眠については貼り薬を使用してから1年以上経過してから急に出てくることもあるため、車を運転する方などは注意が必要です。

 

これらの症状が表れた場合には医師や薬剤師に相談されて下さい。

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