パーキンソン病 ふるえ 

最近手がふるえるようになったけど老化現象?それとも深刻な病気?

加齢とともに身体にはさまざまな症状が出てきますね。
腰が痛い、ひざが痛くて変形した、肩が挙がらないなど身体の動きに対して異常を訴える方もおられます。
また、手がふるえるなどといった無意識に動いてしまう症状もあります。

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この手のふるえに悩む高齢者は少なくありません。
「ペンやコップを持つと手がぷるぷると震える」
「病院などの問診票などに記入する場合、手がふるえて上手く字が書けない」
など、普段の日常生活でふるえがいつも起こると
「何か深刻な病気になってしまたのではないか?」
と不安になってしまいます。

 

このような高齢者の震えの多くは加齢に伴う「老化現象」で、心配のいらないものですが、
なかには病気が原因のふるえもありますので、注意が必要です。

 

それではふるえの出る病気についてみていきましょう。

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ふるえの起こる深刻な病気とは?

 

動脈硬化による脳血管障害

普段は何ともないのに、急に手がふるえたり、しびれたりした場合は、脳血管障害の可能性があります。
手のふるえと同時に、力が抜けるような感じであったり、めまいや吐き気などを伴う場合は、
「命にかかわる危険な手のふるえ」になりますから、すぐに神経内科や脳外科などの専門医を受診してください。

 

甲状腺機能亢進症

甲状腺機能亢進症とは、甲状腺ホルモンが過剰に作られ分泌されることで起こる自己免疫疾患です。
甲状腺機能亢進症はバセドウ病が有名ですが、痛みのある亜急性甲状腺炎、痛みのない無痛性甲状腺炎などがあります。
甲状腺機能亢進症では、増加した甲状腺ホルモンが交感神経を緊張させるため、手のふるえが生じます。
特に、男性よりも女性に多い病気です。

 

本態性振戦

手のふるえの中で最も多いとされるものが本態性振戦です。
この本態性振戦の手のふるえの特徴は、手を胸の前に出した際、その状態を保つ際に見られます。学生の時に前ならえをした状態ですね。
この状態で手のふるえが起こることを姿勢時振戦と呼びます。
この原因は不明とされており、脳をMRIで検査しても異常が見られません。
本態性振戦が高齢になってから発症する「老人性振戦」というふるえもありますが、この場合、手のふるえの他、腕や頭、唇や下あごなどにも震えが起こります。

 

パーキンソン病

“ふるえ”はパーキンソン病の症状として有名です。
しかし“ふるえ”だけの症状でみれば震えが起こる病気というのは他にもたくさんありますので、見極めが必要です。
パーキンソン病のふるえについては何もしていない時に起こることが特徴で、パーキンソン病の初期段階では、はじめは左右どちらかの手または足が小刻みにふるえるようになります。
病気が進行するにつれて反対側にまでふるえる範囲が広がってきます。

 

上記に述べた例以外にもふるえは起こることもあり、ある種の薬でも症状が出現することや中毒性振戦といった手のふるえの原因となる疾患もあります。

 

しかし、急に「手のふるえ」が生じてきたような場合は、身体から出ている何らかのサインとして受け止め、このぐらい大丈夫と過信せず専門の病院を受診し、脳CTや脳MRIなどの検査を受けることをおススメします。

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