パーキンソン病 オンオフ

パーキンソン病のオン・オフ現象って何?

パーキンソン病の症状の中でオン・オフ現象と呼ばれる状態があります。
このオン・オフ現象とは、お薬の服薬時間に関係なく、電気のスイッチが入ったり切れたりするように、急に薬の効果があらわれて(オン)身体が動けるようになったり、逆に薬の効果が切れて(オフ)身体が動かなくなったりする現象のことをいいます。

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この現象は、予測できない現象で、症状が変動し良くなったり悪くなったりします。

 

最近ではオン・オフ現象はウェアリング‐オフ現象が増悪した状態であるとする考え方が多くなってきました。
そのため、ウェアリング‐オフ現象をコントロールしていくと、オン・オフ現象にまでは至らない患者さんが増えてきています。

 

ここでウェアリング‐オフ現象についてみていきましょう。

 

パーキンソン病のウェアリング‐オフ現象とは?

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パーキンソン病の治療でお薬を飲む場合、多くの薬は1日3回、一部の薬については1日1回の服用で開始されます。
お薬によって依日に飲む回数が違うのは、そのお薬の作用時間で大体決まります。

 

パーキンソン病にかかり、L‐ドーパを服用し始めて数年してくると、どうしてもお薬の効く時間というのが短くなっていく傾向が現れてきます。
L‐ドーパ服用を開始して5年ぐらいたつと約40〜50%の人に見られます。

 

お薬の効果が切れると、動作緩慢、歩行障害、振戦などのパーキンソン症状が現れてきます。
この現象をウェアリング‐オフ現象と呼びます。

 

ウェアリング‐オフ現象がみられるようになると、L-ドーパを1日3回ではなく、お薬の効果が切れてきた頃に服用する頻回投与が行われます。
患者さんの状態に合わせてお薬を1日4〜8回服用することがあります。

 

また頻回投与以外にも、これまでドパミンアゴニストを服用していない場合、このお薬を服用開始したり、飲んでいた場合は、ドパミンアゴニストの服用する量を増やしたり、種類を変えるなどの対処をしていきます。

 

最近ではカテコール‐O‐メチル転換酵素(COMT)阻害薬が使用できるようになってきたことで、L‐ドーパの吸収を良くし、効いている時間を延長することが出来るようになってきました。
これらの治療により、ウェアリング‐オフ現象は改善してきます。

 

オン・オフ現象になる前に、お薬を飲んでお薬の効き目がいつもよりも短くなってきたときには医師に相談し、対処していきましょう。

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