パーキンソン病 看護 看護計画

パーキンソン病の看護計画とはどういうものなの?

パーキンソン病の患者さんを看護する場合、看護計画というものがあります。

 

看護計画とは看護師がパーキンソン病の患者さんについて情報収集し、自分で食事をとれるのか?歩行はどうか?転倒しやすいなどの注意点はあるか?など日常生活を送るうえで、その患者さんがどのようなことに対して問題を抱えているのかをまとめ、それにどう対処していくのかを計画していくものになります。

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看護のポイントとしては、パーキンソン病の症状が進行してくると、患者さんの運動能力や日常生活能力は徐々に低下してきます。
そこで、患者さんが転倒などを起こす危険性があるので、日常生活が安全に送れるように援助していきます。

 

もちろんお薬も処方されていますので、パーキンソン病の症状の改善がみられるわけですが、抗パーキンソン薬の長期服用することにより副作用も出現することがあります。
この場合、病院の医師と相談の上、お薬を調節しながら日常生活をできるだけご自身で
出来るように援助していきます。

 

パーキンソン病の治療は長期にわたります。
症状をお薬で押さえ、進行速度を抑えていくといった方がいいのかもしれませんが、患者さんとしては療養生活が長くなればなるほど身体の不自由さに辛さを感じ、仕事や家庭内の役割が果たせないことに対してとてもふがいなさを感じていきます。

 

もちろん、ご家族の経済的な負担や精神的負担は大きくなっていきますので、患者さん本人もそうですが、ご家族に対しても心理的、社会的援助を行うようにします。

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また、看護計画の中ではヤール重症度分類を用いていきます。
T〜U度の患者さんには住居環境において手すりを付けるなど改善することで生活しやすいようにすることを共に考えていきます。
その際には40歳以上の場合は介護保険の申請ができることを紹介することも大切ですね。

 

また、日常生活の中で欠かせないのがお薬。
パーキンソン病初期においてお薬は効果的なので、必ず飲み忘れのないように確実に内服
することが大事です。

 

忘れてしまうと悪性症候群を引き起こす原因にもつながるので工夫が必要です。

 

U〜V度の患者さんについては日常生活上で転倒を気にして引きこもりがちになります。
生活にリズムを付けることも大切なことになりますので、日課や目標を決めて外出の機会を作っていくことも大事なことです。

 

そのなかで、外出する際に電車やバスに乗るような場合にはご家族など誰かが付いて介助されるといいですね。
外出先には段差などもあります。
歩いているとつまずきやすい場所もあるため注意が必要です

 

W〜X度の患者さんになってくると一人での生活は困難になってきます。
ほとんど寝たきり状態となり、自力で体位変換もできないようになりますから、日常生活動作においてほぼ全介助になります。
合併症を予防しながら、身体的、精神的援助を行っていきます。

 

また、ご家族についても介護の負担もさらに増すことから、不安と絶望感を感じているため、家族の不安を聞く時間をつくるなども必要になります。
場合によっては全国パーキンソン病友の会についての情報も紹介したりします。

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