パーキンソン病 末期 症状

パーキンソン病で末期の症状はどうなるの?

パーキンソン病と診断されたとき、特に本人は驚き、そして悲嘆になり、絶望的な気持ちになります。
なかには生きる希望を失いがちになる人もおられます。

 

パーキンソン病は確かに「難病」のひとつに数えられ、現在のところ根本的な治療が確立されているとは言えません。
しかし他の多くの神経病と比較すると、進行も緩やかで、症状を軽減できる多くの治療薬も開発されています。

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出来るだけ早く、病気のことを受け止め、自分に合ったライフスタイルを作っていくようにしましょう。
いつまでもくよくよせずに、いい意味で開き直り、病気と闘い、病気と共存することを考えながら生活を送れるようにしたいものです。

 

しかし、先のことを考えるとパーキンソン病の末期にはどのようになってしまうのか心配される方がいます。

 

パーキンソン病は罹病期間が長くなるにつれて次第に症状が進行していく病気です。
だからといって症状の進行度合いは人によって違うのでみんなが皆同じ状態になるとは言い切れません。

 

つまり、パーキンソン病の末期の症状については人によって違うということです。
新しいお薬が次々と開発されていますので、治療の工夫によって、病気の症状改善も期待できるようになり、かなり長期間、日常生活に困らない状態を保てるようになります。
けっして悲観的にならないようにしましょう。

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パーキンソン病の中で、症状の進行状態を示す指標があります。
それは「ヤール重症度分類」とよばれ、ホーン医師とヤール医師が作成したパーキンソン病の分類のことです。

 

「ヤール重症度分類」は症状がごく軽い重症度Tから、全面的に介助が必要な重症度Xまで分かれています。
病気の重さや治療の成果を見るための指標となります。

 

ここで、ヤールの分類以外にも似たような分類があり、「生活機能障害度」があります。
これは自分でどのくらいまで生活が出来るかを示したもので、進行度に応じてT度からV度まであります。

 

ここで知っていると役立つ情報としては、ヤール重症度V以上、生活機能障害度U以上の場合は、「難病」の一つとして特定疾患医療費助成制度が受けられるということです。
40歳以上なら介護保険も利用することが出来ます。

 

パーキンソン病の症状の中でヤールの重症度がX度になった場合、
●自力で立ったり歩いたりすることが出来なくなり、車いすが必要になる。
●しゃべり方が抑揚のない小声になり、ぼそぼそしゃべるようになる。
 どもりがちになる。
 次第に早口になる。
などの言語障害も進む。
●日常生活は全面的に介助が必要となる
●ベッドで寝ていることが多くなる
●呼吸器感染症(肺炎など)、尿路感染症(膀胱炎、腎盂腎炎など)の合併症もおこりやすくなる。
といった状態が見られます。

 

また、次のような合併症が起こりやすくなります。
●床ずれ(褥瘡)
寝たきり状態になると、床ずれが起こりやすくなります。
布団やマットの間に皮膚がはさまれて血液の流れが悪くなり、その部分の皮膚が壊死状態になります。予防策としては出来れば2時間おきぐらいに身体のいちを変えてあげます。
朝起きた時に床ずれができやすい場所に蒸しタオルなどをあてて、マッサージをしてあげるのも良い方法です。

 

●拘縮
これは関節が変形したまま固まってしまう状態です。
手足はますます動かしにくくなり、介護もしづらく、床ずれもできやすくなります。

 

これらのことは患者さん本人だけでは難しい為、ご家族の方は気を付けてあげることが大切になります。

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